梅仕事
昨日、塩漬けにして一週間寝かした梅の実に、シソを漬け込んだ。
シソをいっぱい入れてというリクエストで、最近行かなくなったスーパー横のテント張りの八百屋で、特大のシソを買ってきた。自転車のカゴからはみ出すほどで、耳納山脈のすそ野にある我が家に持ち帰るのは大変だった…
シソを水洗いして、日陰干しにすると一休み…水分が取れたら葉を一枚一枚切り取って、塩もみをして灰汁を取るのに何時間もかかった。シソの葉をほぐしながら、梅の実を漬け込んだ瓶に入れ馴染ませると、透明だった梅のエキスが、あざやかな紫に変わった。これで今年の梅仕事は終わった。後は時間が熟成してくれる…疲れた…
日本の梅干は万病の薬、そしてお弁当の友…母が作ってくれたお弁当には、必ず梅干が入っていた。母曰く「梅干には殺菌作用があるんだよ。昔の人の知恵は凄いね…」父は、二日酔いの朝、梅酢をお湯で割って飲んでいた。最近では、海外旅行に梅干を持って行く人がいるそうだ。食後に一個食べると食中毒その他のバイ菌除けになるそうだ。そう言えば、昔テレビで見たのだが、江戸時代の長崎で、シーボルトの処方に梅干が有ったそうだ。
こんな事を思い出しながらの梅仕事。梅干は、スーパーで買うよりは自分で漬けた方が好い?…
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