2017年12月27日水曜日

NHKがGyao!にCMを流すとは…

NHKがGyao!にCMを流すとは…



  この年末に、Gyao!で韓流ドラマを見ていたら、やたらCMが多いことに気付いた。その多くは、NHKの紅白歌合戦の宣伝だった。まるで総選挙の時の自民党のように…NHKがここまでやるかと思った。

 紅白歌合戦の視聴率が下がっていると言われて久しいが、公共放送であるNHKが、視聴率アップの為にインターネットにCMを流すのには違和感がある。そこまでする必要が有るのだろうか。

 最近NHKは、視聴料を払わない視聴者に対して、裁判沙汰にして、未払い分をごっそり取り立てたとよく聞くが、そうして得た貴重な資金をインターネットのCMに使っていいのだろうか。番組の宣伝なら、NHK総合やBSで充分に出来ると思う。まして、民放のワイドショーでも、紅白歌合戦を取り上げる時代だから…

若者のテレビ離れで、視聴率を稼ぐためにインターネットにCMを流したのだろうが、日本国民なら、誰もが大晦日に紅白歌合戦が有る事は知っている。ドブに税金(視聴料)を捨てるようなマネはしない方が好い。他に使うものが無ければ、視聴料を下げるべきだ。何か最近のNHKは、視聴率にこだわり過ぎているような気がする。おごりと不安が、局内に蔓延しているのでは…


最後に、国会の総務委員会の議員たちは、NHKをしっかりチェックしているのだろうか。予算委員会だけがテレビ中継される訳ではない。NHK関連の総務委員会は、テレビ中継されている事をお忘れなく…国民が議員をチェックしているかもよ()

2017年12月1日金曜日

横綱の品格

横綱の品格

 日馬富士の暴行問題で、世間では、横綱の品格が話題になっている。横綱の品格と言われても、日本人さえハッキリと答えられないのに、モンゴル人の横綱に、どこまで理解できているかは疑問に思う。

 朝青龍は論外だが、日馬富士のように引退会見で悪びれずに、礼節を教える為に殴ったと言われても、何時の時代の話だと言いたくなる。相撲界には、「無理偏に拳骨と書いて兄弟子と読む」という言葉があるが、違う部屋の横綱に、弟弟子と言われても、貴乃花親方や貴ノ岩にしてみれば、いい迷惑だと思う。

 貴乃花親方の伯父は、土俵の鬼と言われた横綱の初代若乃花、その教えを受けた父は、名大関の初代貴乃花。彼らの教えは、「力士は孤独でなければならない。いつ対戦するかもわからない他の部屋の力士とつるんではいけない。」これを忠実に教え伝えている貴乃花親方にしてみれば、モンゴル力士会は邪魔物でしかなかったはず。

 高校の同窓会と言って許しを受けた貴ノ岩にしてみれば、同窓会にモンゴル人の横綱が三人もいたのは不思議だったと思う。まして日馬富士に殴られている間、他の横綱が助けてくれなかったのは、集団リンチとも感じたのでは……精神的ショックは大きかったはず。

 最近、白鵬の言動が、朝青龍に似て来たような気がする。四十回も優勝して自信をつけているのだろうが、モンゴル人特有の性格かも知れない。私は、そんな白鵬に、「実るほど頭が下がる稲穂かな」という日本の言葉を送りたい。口では、角聖双葉山の「未だ木鶏足りえず」を引用したり、昭和の大横綱大鵬を角界の父と言っているようだが、その品格は足元にも及ばないような気がする。

 私は子供のころ、世紀の大誤審と言われた大鵬と戸田の相撲をテレビで見た記憶がある。この当時の大鵬は、双葉山の記録をことごとく塗り替えて、最後の関門69連勝に挑戦していた時期だった。最初の軍配は大鵬に上がったのだが、物言いがつき、行司差し違いで、軍配は戸田に上がり、45連勝でストップした。しかし、スローモーションビデオでは、大鵬有利に見えた。全国の視聴者から判定にクレームがついたのだが、勝敗は覆られなかった。これに対して大鵬は、「横綱として物言いの付くような相撲を取った自分が悪い。」と言って事を収めた。決して白鵬のように、土俵下で手を上げて、判定に不服をアピールするようなことはしなかった。(この誤審の結果、物言いの裁定にビデオが導入される事になった。これは世界的にも画期的な事だった。)

 四十回目の優勝後、白鵬は土俵下のインタビューで、日馬富士と貴ノ岩を土俵に戻してやりたいと言った後、観客に向かって万歳三唱の唱和を求めた。まるでプロレスラーがアピールするように…横綱だからと言って法は書き換えられないし、土俵はリングではない。この国はモンゴルではなく日本であり、相撲は日本の国技だ。そして相撲は、ただのスポーツではなく神事でもある。力士は強ければ良いというものではない。言葉では理解しがたい横綱の品格を誰がモンゴル人の横綱に教えるのだろうか。親方衆は、よくよく考えるべきだ。モンゴル人を入れた事が、相撲の衰退につながっては元も子もない。

追記
白鵬が、だんだん朝青龍に似て来た。モンゴルの国民性だろうか
四十回の優勝は立派だが、横綱は強ければ良いというものではない。

 平幕には平幕の相撲があり、横綱には横綱の相撲が有る。平幕が立ち会いに変化をして勝っても、師匠に叱られるぐらいだが、横綱が立ち会いに変化をして勝ったら、観客席から座布団が舞う。そこまでして勝ちたいのかとこれが相撲だ。

 横綱の品格とは、言葉にするのは難しく、横綱の姿かたちで示すもの日本人の精神性をモンゴル人の横綱たちは、何処まで理解しているのだろうか。相撲が亡ぶ前に、誰かが教えてやるべきだ。教える事が出来なければ排除すべきかも

2017年6月13日火曜日

梅仕事




 昨日、塩漬けにして一週間寝かした梅の実に、シソを漬け込んだ。
 シソをいっぱい入れてというリクエストで、最近行かなくなったスーパー横のテント張りの八百屋で、特大のシソを買ってきた。自転車のカゴからはみ出すほどで、耳納山脈のすそ野にある我が家に持ち帰るのは大変だった…
 シソを水洗いして、日陰干しにすると一休み…水分が取れたら葉を一枚一枚切り取って、塩もみをして灰汁を取るのに何時間もかかった。シソの葉をほぐしながら、梅の実を漬け込んだ瓶に入れ馴染ませると、透明だった梅のエキスが、あざやかな紫に変わった。これで今年の梅仕事は終わった。後は時間が熟成してくれる…疲れた…
 日本の梅干は万病の薬、そしてお弁当の友…母が作ってくれたお弁当には、必ず梅干が入っていた。母曰く「梅干には殺菌作用があるんだよ。昔の人の知恵は凄いね…」父は、二日酔いの朝、梅酢をお湯で割って飲んでいた。最近では、海外旅行に梅干を持って行く人がいるそうだ。食後に一個食べると食中毒その他のバイ菌除けになるそうだ。そう言えば、昔テレビで見たのだが、江戸時代の長崎で、シーボルトの処方に梅干が有ったそうだ。
 こんな事を思い出しながらの梅仕事。梅干は、スーパーで買うよりは自分で漬けた方が好い?…