令和元年(2019年)11月2日土曜日に、久留米市青峰校区竹灯籠まつりを見に行った。ローカルなローカルなお祭りだった。
崖下のわずかな空き地にステージを作り、蛍光灯の照明が、出演者を逆光で照らしている。小道に作られた特設の客席では、屋台で作られたぜんざいやカレーを食べながらリズムを感じている。
屋台では、PTAや竹灯籠まつりを守る会のオジサンオバサンが、楽しそうに働いている。高齢化で消滅しかけた竹灯籠まつりをつぶしてなるものかと立ち上がった校区の皆さんが、十数年育んできたローカルなローカルなお祭りです。
青峰団地は、令和3年(2021年)10月で50周年を迎えます。元々は高良内ニュータウンと呼ばれていました。高良内に新しくできた街ですが、行政による地名変更で高良内から独立して青峰となりました。耳納山地西端の麓にあり、久留米市中心街がよく見えます。近くには、陸上自衛隊幹部候補生学校や高良大社があります。
高良大社は、高良山の中腹に鎮座する筑後一の宮です。高良玉垂命という、あまりにも古くて良く分からない神様がお祭りされていますが、神功皇后から秀吉まで、時の権力者が本陣を張った要衝の地でもあります。
お隣の八女市には、新羅系とも言われ有名な筑紫の君磐井の本拠地、岩戸山古墳があり、古代ロマンが豊かな地です。私の勝手な解釈ですが、高良山(コウラサン)はコリョサンとも読め、古代の朝鮮半島と深い関わりがあったのでしょうね…