2019年12月12日木曜日

久留米市青峰校区文化祭

 令和元年12月8日(日)青峰校区文化祭に行きました。私は夜行性なので午前の部(高牟礼中学吹奏楽部・青峰小学校三年生・ニュータウン保育園年長児)の演奏には間に合いませんでしたが、午後の部は確り見る事ができました。
 青峰校区は、人工的にニュータウンとして作られたコンパクトな街ですが、50年の歳月が過ぎ、高齢化による過疎地となり、一時は人口7000人ほどいたのが、今では2600人と減少しています。それでも老若男女が一丸となって、文化祭を楽しみました。


   動画は、大正琴サークルの演奏です。私も子供のころ大正琴を弾いたことがありますが、その時は、玩具のようにカワイイ楽器だなと思っていました。でも、指導されている先生の説明をお聞きすると、ソプラノやアルトなど、複数の種類があるそうです。道理で美しいハーモニーが聞けました。その中から、動画の曲は「荒城の月」です。大正琴にはピッタリの曲ですね。


 「男はつらいよ」の寸劇


 最後の演目は、あふりかじゃんぐるさんのアフリカ太鼓演奏でした。会場の隅々まで歩き回られての演奏でした。観客との触れ合いが場内を盛り上げました。
 ここでは照会できませんでしたが、この他にもサクソフォンの演奏やマジック、舞踊など多くの方が参加されていました。

各部会の作品発表


コミュニティーセンターの空いたスペースを使って、小中学生を中心に、大人の作品も含めて展示されていました。





模擬店による販売

 コミュニティーセンターの駐車場にテントを張って、模擬店による販売が行われました。ぜんざいや豚汁、手作りのアクセサリーなどが販売されました。



救護所も準備されていました。

交通安全協会の方が制服を着てパトロールされていました。

 青峰校区文化祭を初めて観たのですが、こんなに住民の皆さんに愛されているお祭りとは知りませんでした。観客席も常にほぼ満員でした。老若男女が一丸となっている姿が良く分かりました。

 一つだけ疑問が起きました。なぜ師走になって文化祭?文化祭は、普通11月では…でもなぜか青峰校区では、例年この時期に文化祭が行われるそうです。来年も予定に入れて置かなければ…

2019年11月16日土曜日

青峰竹灯ろう祭り



 令和元年(2019年)11月2日土曜日に、久留米市青峰校区竹灯籠まつりを見に行った。ローカルなローカルなお祭りだった。
 崖下のわずかな空き地にステージを作り、蛍光灯の照明が、出演者を逆光で照らしている。小道に作られた特設の客席では、屋台で作られたぜんざいやカレーを食べながらリズムを感じている。
 屋台では、PTAや竹灯籠まつりを守る会のオジサンオバサンが、楽しそうに働いている。高齢化で消滅しかけた竹灯籠まつりをつぶしてなるものかと立ち上がった校区の皆さんが、十数年育んできたローカルなローカルなお祭りです。









 

 青峰団地は、令和3年(2021年)10月で50周年を迎えます。元々は高良内ニュータウンと呼ばれていました。高良内に新しくできた街ですが、行政による地名変更で高良内から独立して青峰となりました。耳納山地西端の麓にあり、久留米市中心街がよく見えます。近くには、陸上自衛隊幹部候補生学校や高良大社があります。



 高良大社は、高良山の中腹に鎮座する筑後一の宮です。高良玉垂命という、あまりにも古くて良く分からない神様がお祭りされていますが、神功皇后から秀吉まで、時の権力者が本陣を張った要衝の地でもあります。

 お隣の八女市には、新羅系とも言われ有名な筑紫の君磐井の本拠地、岩戸山古墳があり、古代ロマンが豊かな地です。私の勝手な解釈ですが、高良山(コウラサン)はコリョサンとも読め、古代の朝鮮半島と深い関わりがあったのでしょうね…